「ハゲタカ」の作者真山仁氏の書きたい事

9/23の読売新聞に特集されていました。

「今年は作家デビュー10年。未来を考える上で今、取り組みたいのは昭和の時代を見つめ直すことだ。来年は戦後70年だ。あの戦争がなぜ始まり、続き、自分たちで終わらせることができなかったのか。次の10年でこの三つを小説にできたらいいなと思っている。」

 

この夏、司馬遼太郎氏と山本五十六氏の手紙についてのドキュメントを見ました。

司馬さんは、学徒出陣で徴兵され北関東の部隊にいたようです。

本土決戦に備えていた際、上官に確認したようです。

避難民が北上してきて混雑したらどうするのか・・・

「ひき殺していけ。」

私はこの話を聞いて、議論の余地がないと確信しました。

 

私の父も、国の命令で働いているとき、機銃掃射を受けたようですが、この国のどの組織にもその少年は守られていませんでした。

何のために戦っていたのか・・・

司馬遼太郎氏は昭和を書きませんでした。

あの戦争の総括が必要です。この国ではそれに対して違和感が流れる・・・でも、もしそのままなら、また繰り返すに違いない・・・

来年で70年・・・今更?いえ、ドイツは今月になって、「93歳の元ナチス親衛隊員を起訴」しています。

 

 

 

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