完成検査問題に対する反応を見て

問題そのものについてはなべ田さんの記載も拝見し、SUBARU車についての評価にいささかの変化もないのですが・・・(輸出向けについては追加対応なしということですし・・・)

FacebookにSUBARUのコメントが出まして、それに対する反応が・・・

正確に把握されたうえでの応援のコメントもあるのですが、内容を理解せずに論点のズレた抗議がけっこう・・・

正直、私は完成検査の存在を知りませんでした。

(新車が車検に通らない訳ないでしょ、そんな品質管理のレベルでは今の日本車メーカーとしてやって行けるわけがない・・・でも、言われてみると出荷時の車検って・・・)

いずれにしても、これまで車をセレクトする際に意識した事のない情報でした。

Facebookのスバルのコメントに対して、事態を十分に理解せずに、あるいは誤認していながらそこまで言ってしまいますか・・・というコメントが結構ありました。

すでに何回も車検をとられている「スバリスト」の方が、SUBARU車の作られた姿勢に幻滅されてしまったとのこと・・・

(その必要はないのになんとも残念・・・)

しかし、現場はそれらに対応しなければならないのか・・・と暗澹たる思いになります。

 

翻って、その情報の出典を確認してから判断すべきだという事を改めて銘記したいと思います。

確認ですが、決められていることがいくらくだらない事でも守らなくてもいい、という訳ではありません。

ただ、その決まり事がこれからの業界にとって有益なのかどうか、あまりに時代と合っていないのであれば検討されるべきです。

(なぜ輸出向けは対応しなくていい?)

蒸し返すようですが・・・豊田社長が米議会の公聴会で、

「(130km/hくらいでだったでしょうか)フリーウェイを走行中にシフトレバーをバックに入れたら・・・」という訳の分からない主張にさらされるのを守らなかった組織が、今後の日本の自動車業界のために戦略的なサポートをとは言いませんがせめて足を引っ張らないで・・・m(_)m

まさか○○下り先の確保うんぬん・・・という次元の話しであるはずはないですよね(^_^;)人口減のこの国では、そんなもの飼っている余力などないのでは・・・(”排除”よりは配慮ある表現だと存じます)

 

(尚、日産についてはこちらではノーコメントといたします)

 

コメント

  1. IR0430 より:

    お久しぶりです。
    本質よりルール遵守や倫理の問題になっているのかなと思います。
    最近私が感じるのは法律の方が間違っているケースが多くないかと感じています。私の業界でも法規が変更となりその準備でばたばたしますが、内容は本当にこれがお客様にとっていいのか?と疑問を持つような内容です。
    世の中の流れと技術の進歩が速くなり、多様化、フラット化が進み、一方で法律やルールはすぐに変えられない、またはすべてのケースを網羅できないので、もう法律が間違う構造となってしまっています。
    そこは踏まえておきたいと思います。

    • tanac より:

      IRO430さん、ありがとうございます。そうなんですね・・・そうなると、法律ではないなにか新しい対応が必要なのかもしれませんね。
      コメントの中の、顧客にとってそれでいいのか・・・という観点は私も見失ってはいけないのかなと確認させていただきました。

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