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負けた理由

公開日: : 最終更新日:2018/08/20 社会

自分の備忘のために、夏にはこのことを考えていきたいと思います。

「負けに不思議な負けなし。」

負けた原因の総括なしに戦えば・・・繰り返します。負けた原因を分析するのは当然であり、むしろ建設的で進歩につながるはずです。それが前大戦のこととなるとなぜタブーになってしまうのか・・・

以下は半藤一利氏の寄稿「戦後70年」の抜粋です。

「敗戦の原因は、日本人固有の精神構造にあると思います。情報を直視せず自分に都合のいい結論のままどんどん行った。ミッドウェー海戦では敵機動部隊は出てこないと決めつけ、ガダルカナル島の戦いでも、敵はすぐに引くと根拠もなく信じた。兵站が限界を超えても出て行った。

陸海軍合わせて240万人の戦死者のうち、7割が餓死か栄養失調か、それに伴う病死でした。そんな無残な死に方をする戦争なんてありえません。国全体が集団催眠にかかり、勢いで突き進んだ結果でした。」

 

以下は中曽根元総理の表明です。

「(当時の指導者の戦争責任について)日本人自らの責任で決着をつけるべきだった。」「東西冷戦がはじまったことで、日本社会としての戦争の総括が中途半端に終わってしまった。」

この影響は大きいと言わざるを得ません。何百万人が死んでもうやむやでいいなら、総括すべきことなどなくなってしまいます。

財務省や防衛相の隠蔽・改竄。利己的な動機による政権への忖度・・・

再びルーズベルトのような覇権的な戦略に巻き込まれた時、当事者意識のない無責任な自国の指導層から身を守るにはどうすれば・・・

ひとつは、論理的に考え行動する。

それと、自分の精神が何ものにも支配されず自由である、という事が大事なのではないでしょうか。

弱い人の助けになる・・・そういう価値観が必要とされないセレクトで偉くなっている今のこの国の中枢、特に官僚が有事の際であっても前述の半藤氏の指摘を繰り返してしまうと思います。なぜなら、この国は自らを総括していないから・・・

総括していない組織が何をするか・・・「えばる」トップの前時代的な仕打ちがあちこちで明るみに出ています。それも、総括がなされていないからなのでは。

当事者意識がなく無責任な、現場に責任を擦り付ける・・・それを、ひどい目に遭った人たちの手で総括していないのだから・・・

 

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